子供の習いごと2


上達するってこと自体が大事でしょ、って話を以前書いたけれども、到達するレベルというのも大事だと思う。
というのは、なんとなくの想像っていうかイメージにすぎないけど、子供のころに打ち込んだ何かで到達したレベルって、成長してからもひとつの壁になるような気がするから。例えば、一度何かで全国大会の上位に入るくらいまで行けた子は、将来何かほかのことをやっても同じようなレベルまで到達できるのに対し、地区大会レベルまでしか経験してない子はほかのことをやったとき地区大会のレベルを超えるところで足踏みする、なんてこと。
それは、全国レベルまで到達できるような練習方法だとか努力とかを身につけてるってこともあるんだけれども、なにかこう、メンタルなところで自分はここらへんまでは行ける、と信じられるかどうかっていうのが意外と影響しそうな気がしている。いわゆる「壁」ってやつはそういうことなんじゃないかと思ったり。
親の方はそれほど高いレベルに到達してるわけでもないんだけど、「壁」の存在やそれを超えることの大変さは経験で実感しているので。だから、なにかを始めたら、一度とことんまでやらせてみようと思っている。